ウエイトベルトの使い分け

「ウエイトベルト畑さん巻きますか?」と聞かれました。
これは、高重量のクリーンやスクワット、デッドリフトのトレーニング時に、腰痛予防や腹圧を上げて力が入りやすいように、専用のベルトを巻くかどうかという質問でした。

畑は、基本的にはウエイトベルト、手首に巻くリストラップを使いません。なぜなら、自分の腹圧でできる負荷を用いたいからです。
ウエイトベルトを巻くことで、確かに腹圧が上がり、挙上重量は増します。ベルトに補助してもらい、下半身は鍛えられます。しかし、筋肉のついた下半身に対して、体幹は相対的に筋力が低くなります。バランスが悪くなるんです。腰痛や膝痛が起こりやすくなります。

MAX重量(1回できるかどうかのギリギリのラインの負荷)であれば、万が一のためにウエイトベルトは巻きますが、畑は基本的にはMAX重量には負荷を設定しません。

ボディビルダーでは、ウエストを細くすることを目的にウエイトベルトを巻くケースがあります。この目的は、腹圧を挙げるためではないためですが、自然と他動的に腹圧が上がるために、健康的には畑は良くないと考えています。健康よりも美しいシルエットを競う競技かもしれないため、それでしたら良いかと思います。

ケガのないバランスのよいカラダになりたいならば、ウエイトベルトは巻かずに、重量を自分の筋肉で扱えるようになるべきです。

くびれ美人代表 畑紀寿

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