歩くことは転倒予防にならない理由

「ダンナが転倒して目を強打したんですよ。毎日40分くらい歩いているのに。。足が上がらなかったんですかね?」と、本日のパーソナルトレーニング指導時にお客様からお声いただきました。

ちなみに、ご主人様はくびれ美人にご来店されてなく、日常での運動はウォーキングのみとのこと。「それは転倒する可能性ありますね。」と私は返事をさせていただきました。

歩く速度、階段や坂などの場所にもよりますが、平地で少し早歩きくらいのウォーキングでは、転倒予防に関わる筋肉の強化はあまりできません。

逆に歩くことを始め、長時間の有酸素運動をすると、〈カタボリック反応〉が起こります。〈筋肉の分解〉ですね。すなわち毎日歩くことは、筋肉がつきにくい状態を作っているのです。

転倒予防のためには、歩くことよりも転倒予防になる筋肉をつけること、筋トレが必要です。特に体幹と下半身の筋力を高めることです。具体的には、上半身と下半身をつなぐ大腰筋、ヒップの筋肉、そして腹部インナーユニット(横隔膜、多裂筋、腹横筋、骨盤底筋)を鍛える筋トレを入れることで、転倒予防、そして歩行速度が向上します。

ウォーキングなどのメリットは、血管の弾力性向上、心肺機能向上などが言われていますが、それも筋トレをサーキット形式におこなうことで可能となります。

歩くことよりもスクワットやランジなどの筋トレを入れることの方が転倒予防に役立ちます。

くびれ美人代表 畑紀寿

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