腰痛予防に必要な腹筋

腹筋には大きく分けても4つの種類があります。

↑左側から表層の腹直筋と外腹斜筋、その深層に内腹斜筋があり、1番深層に腹横筋があります。

シックスパックなど見た目の質感が出やすいのが、表層の腹直筋と外腹斜筋ですね。特に、体脂肪が少なく腹直筋が肥大していると、腹筋がボコボコに割れて見えてきます。

しかし、腰痛予防改善においては、この腹直筋はそんなに大きな割合を占めていません。

腰痛においては、深層の腹横筋が最も重要で、その次に骨盤の回旋をコントロールする作用がある内腹斜筋と外腹斜筋がポイントになります。

腹横筋は腰の骨である腰椎をコルセットの様に締め腹圧を高めて特定の部分にかかるストレスを下げる効果があり、日常動作やスポーツをおこなう上でこの腹横筋が腕や足よりも先に働くことが大切になります。

腹斜筋はゴルフや野球などカラダを捻るなどの動作時に、骨盤と胸郭の部分をバランスよく動かす作用があり、腰を守ってくれています。

この腹横筋と腹斜筋は、表層の腹直筋ばかり鍛えて強くなり過ぎると働きにくくなるため、4つの筋肉をバランスよく鍛えていくことが大切です。

要約すると、腰痛予防に関して言えば、腹横筋と内腹斜筋、そして外腹斜筋を腹直筋よりも活動しやすくすることが必要ということです。

くびれ美人代表 畑紀寿

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