負荷を過剰にかけたスクワットはウエストが太くなる?

私の知り合いのフィジークに出ている男性が、「重たい負荷をかけたスクワットは、腹筋が肥大してウエストが太くなるのでやらないです」と言っていました。

これを聞いて、皆様はどう思われますか?

男性のみならず、女性も「私もやらないほうがいい?」と思うかもしれませんね。実際にスクワットをおこないながら、ウエストに手を添えると確かに腹圧が高まり、ウエストサイズが少しサイズアップします。
 
ここで質問です。
「皆様の体脂肪は1桁ですか?」

勘のいい方はもうわかりますね。笑

確かに負荷をかけたスクワットは、脚のみならず腹筋も筋肥大します。そしてウエストサイズがアップしてしまうと考えるかもしれません。

しかしそれは、〈体脂肪が常に同じであった場合〉です。そして、太もも、ヒップ、胸などのほかの大きな筋肉と比較して、腹筋の筋肥大はそこまで強くないんです。

負荷をかけたスクワットやランジは、たくさんの筋肉を使うため、エネルギー消費が大きく、筋肉がつくと代謝も上がります。体脂肪減少にとっては、とても良いトレーニングです。

同じ身長と体重の場合、体脂肪は筋肉よりも体積が大きく、体脂肪が多い方が太ってみえます。体脂肪が多い場合、スクワットでヒップとウエストの比率を効率的につけつつ、体脂肪を落とすことの方が結果的にウエストサイズダウンに有効になります。

フィジークやボディビルのような大会にでるような、体脂肪5%前後の人間では、確かにほんの1cmでも筋肉がつくと気になると思いますが、一般人はスクワットはウエストの体脂肪を効率的に落としてくれる優れたトレーニングなのです。

くびれ美人代表 畑紀寿

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