コルセット筋として有名な腹部最深層のインナーマッスルである【腹横筋】は、収縮して活性化するとウエストをコルセットや着物の帯のように細くする作用があります。
この腹横筋の有名なエクササイズとして、【ドローイン】という呼吸に合わせておなかをぺったんこに引っ込めるものが有名ですが、最新の研究によって骨盤の回旋によっても腹横筋は大きく活性化することが分かってきました。
この研究は、人体の筋電図によって明らかになりました。(マウスでは信じれないですが、人のカラダで実証されたのです)
↑例えば、このような骨盤の捻りを伴ったエクササイズでも腹横筋は大きく働くというのです。
これまでこの骨盤の捻りに関しては、腹斜筋という腹横筋よりも表層の筋肉がメインで働くとされていましたが、腹横筋も働くのならば、骨盤回旋エクササイズはまさに【ウエストくびれの黄金セット】と言えます。
具体的には、やや専門的になりますが、腹横筋上部は骨盤の捻った側が活性化し、腹横筋中部&下部に関しては骨盤の捻った側と反対側が活性化します。
例えば、骨盤を右側に回旋すると、右側の腹横筋上部と左側の腹横筋中部&下部が働くということです。
腹部最深層のインナーマッスルである【腹横筋】の新しい作用が発見されたのは、とてもありがたいです。
筋トレマニアの方では、知っておいてくださいね。
くびれ美人代表 畑紀寿