AI化が進み、パーソナルトレーニングジムもAIが入ってくる時代となっています。
ただ、技術的にもAIではなかなかできないことがあると私は思っています。
我々くびれ美人のパーソナルトレーニングの流れは、お客様の目標に対してまずは姿勢を評価し、ストレッチやPNFなどの手技を用いてカラダのバランスを整えていきます。
お客様1人1人歪みが違い、さらには筋肉の独特のトーンも違うため、AIではなかなかそこまでのアプローチはできないかと思います。
そして、トレーニングに対しては、プログラムを作成すること自体はAIでもできるでしょう。
しかし、1つ1つのエクササイズに対するフォームの細かい修正はAIでは難しいです。エクササイズバリエーションの数が、人間の手では多いだけでなく、お客様によってフォームの崩れ方が異なり、修正はパーソナルトレーナーのレベルで筋肉への刺激効果が違うくらい精度を要求されるからです。
そして、最後のストレッチは筋肉痛軽減及び柔軟性を評価することができます。
左右や前後の筋肉の柔軟性バランスを評価することで、その日のパーソナルトレーニングが正確にできていたのかが分かり、次のセッションメニュー作成に役立てることができます。
AIでは単に、「この姿勢、骨格、運動歴、年齢、そしてこの目標では、このプログラムを選択！」的なものはできると思いますし、ストレッチマシンもできてくるかもしれません。
しかしながら、人間の手には勝てないと私は思っています。
くびれ美人代表 畑紀寿
