人間のエイジングは、筋力だけでなく、バランス感覚にも及びます。
バランスを保持するために必要な要素として、3つあります。
⭕視覚(目でバランスをとる)
⭕平行感覚(三半規管などでバランスをとる)
⭕体制感覚(固有受容覚でバランスをとる)
エイジングが進むと、視覚が優位になり、下の2つ、特に体制感覚機能低下が顕著になります。
体制感覚とは、固有受容覚とも呼ばれ、関節や筋肉、皮膚などが感知する能力のことです。例えば、凸凹の道を歩いた時では、目で凝視しなくても凸凹だと感じますよね?このような能力などを指します。
アンチエイジングでは、この体制感覚強化トレーニングがとても大切です。
↑このようなトレーニングは、視覚はボールに集中させ、体制感覚を強化できます。
もちろん、1人でもできますよ。
例えば、片足で立って本を読んだり、スマートフォンを使用することで、視覚を除外しやすくなります。
力が強くても、この能力が低い方は多いものなんです。
是非、この体制感覚強化、意識してみてくださいね。
転倒予防だけでなく、疲れにくいカラダ作りともなりますよ。
くびれ美人代表 畑紀寿