本日は【疲れやすいカラダ】について書いていきます。
「最近疲れが抜けにくくなってきた」「昔よりも体調が良くない日が多い」などが歩き方に必見です。
これを読んでいただくと、疲れにくいカラダになります。
【なぜ疲れるのか】
疲れにくいカラダを作るためには、疲れの原因を少なくすることが大切です。ずばり疲れの要因として、【血流】【呼吸】【栄養】が大きく関わります。
人間のカラダは、血管の中を血液、そしてリンパ管の中をリンパ液が流れています。
血液(心臓の拍動により大きく影響を受ける)とリンパ液(心臓のポンプ機能はなく、筋肉が動くことで流れが良くなる)は、栄養を隅々の組織に送ったり、老廃物を回収したりと大きな役割を担います。
病院では、【血管年齢】ということを測れるところがありますが、血管年齢が若いということは、血管の弾力性、血液の流れがよいということになります。
例えば、切りキズは、血管年齢が若い方において、修復が早いとされていて、疲労はキズみたいには見た目にはわかりにくかもしれませんが、疲れも血流に左右される大きな要素なのです。
【呼吸】【栄養】は想像しやすいかもしれません。換気効率が悪いカラダは、酸素と二酸化炭素の運搬効率が悪くなり、カラダの回復に影響を与えます。
食事から摂取する5大栄養素のバランスも、もちろん疲労回復に影響します。
では、どうしたらこの3つを改善することができるのでしょうか?
【カラダを動かして、姿勢も改善する】
先ほど説明したように、血液は心臓の拍動で流れることができますが、リンパ液は心臓の拍動には関与せず、筋肉のポンプ作用が大きく影響します。
もちろん、筋肉を動かすことで血液の流れもよくなります。
筋肉をつけて、動かすことは血流促進につながるということですね。
そして、もう1つ。姿勢が悪いと、【呼吸効率低下】になります。
↑例えば、このような猫背姿勢で息を大きく吸ってみてください。
空気が胸に入りにくくないですか?
そうなんです!姿勢が悪いと、換気効率低下となり、疲れやすいカラダとなるのです。
具体的には、姿勢をよくする作用のあるインナーマッスルトレーニングと、血管拡張と弾力性アップに良いとされるウォーキングなどの有酸素運動をおこなうことをオススメします。
【5大栄養素のバランスをとる】
人間は水分だけでは、生きていけません。食事や間食から摂取する栄養素を消化して吸収することで、生きていけます。
炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素のバランスをとることで、疲れやすいカラダから脱却できます。
特に意識してほしいポイントは、たんぱく質とビタミンB1、B12です。これまでたくさんの方の食事履歴を見てきましたが、これらは通常、多くの方で足りていない傾向でした。
たんぱく質は筋肉だけでなく、内臓や爪、髪の毛なども必要で、体重の1.5~2倍のグラム数摂取を意識ください。
お肉やお魚だけでなく、大豆製品などに含まれるたんぱく質もオススメです。(お肉などの動物性たんぱく質と大豆製品などの植物性たんぱく質のバランスは、2対1が理想)
ビタミンB1の王様はなんといっても豚肉です。枝豆もB1が含まれています。
ビタミンB12は、さばやしじみなどに含まれています。
皆様、いかがでしょうか?
要約すると、運動をして姿勢を正すことで、【血流】が促進して血管年齢が…さらに【呼吸】効率が上がります。
そして、毎日口に入れる【栄養】バランスを改善することで、疲れやすいカラダから、疲れにくいカラダとなってきますよ。
くびれ美人代表 畑紀寿