40代50代はなぜ疲れやすいのか?

40代50代の方から、「疲れが抜けない」「疲れてます…」などの声を耳にします。
しかし、60代70代になるとそんな声は少なくなります。
40代50代に多いのはなぜか、そしてその対策を今日は述べていきたいと思います。

【疲労が取れない要因】

疲労が取れない要因はいくつかありますが、今日は代表的な3つをご紹介します。
この3つの中で、2つ以上当てはまっていれば、単純にその2つをまずは改善してみてくださいね。

自律神経バランス

自律神経は、交感神経と副交感神経に分かれます。
交感神経とはざっくり言うと、緊張したり、興奮したり、ストレスがある時などに、活発な動きができる源となる神経です。
副交感神経とは、睡眠時に活発になり、休息していたり、リラックスできている時に活発になる神経です。

この交感神経と副交感神経のバランスが、40代50代の方では悪くなる傾向があります。
これはカラダを休めたい就寝前や休憩中にスマホなどを見ていたり、子育てや仕事などのストレスによるものが大きな要因でしょう。
寝れない、途中で目が覚める、目が覚めたら寝れなくなるなどの方は、バランスが崩れているかもしれません。

睡眠不足

私のパーソナルトレーニングによるカウンセリング経験上だと、40代50代の男性女性の睡眠時間が1番少ないように感じます。4~5時間という方もいらっしゃいますね。
70代になると、7時間前後は寝ている印象です。

この要因としても、仕事、子育てなどバタバタしやすい時期という理由が大きいと思います。
睡眠不足になると、カラダとメンタルの回復がきちんとできない状態となります。

内臓疲労

40代50代の方に多いもう1つの理由が内臓の疲労蓄積です。
会食が多い年代とも言えますが、家で食べるにしても時間帯がバラバラになってしまうのもよくありません。

そして、アルコールの量も多くなってしまう年代です。
ストレスによるアルコール依存は、内臓疲労にも影響します。

【対策方法】

上記の3つの2つ当てはまっていれば要注意、1つでも当てはまると筋トレの効果が最大限に発揮されません。
筋トレは、そのトレーニングの時間において、集中してワークアウトすることで、最大限の効果が出て筋肉がつきやすくなります。
上記の1つでもあると、ご自分の中での最大パワーが発揮されにくくなるため、効果的な筋トレとは言えなくなります。

対策①

対策としては就寝1時間前後前に湯船に約5分つかり、上がってゆっくりストレッチすることをオススメします。
湯船の温度は、ご自身が快適と感じる温度にセットしましょう。
ストレッチは、背骨、股関節周辺の筋肉を特に伸ばすとよいです。

対策②

対策2つ目としては、〈合間に副交感神経優位〉にすることです。
1日の生活の真ん中(正午から15時くらいまで)で、10~15分スイッチを交感神経から副交感神経にスイッチングすることで、1日の後半が疲れにくくなります。

私は、あえて別の部屋に行き、真っ暗にして約15分寝ることが多いです。すべての部屋が埋まっていても、事務所で10分前後は目をつぶります。部屋が明るくても目を閉じるだけでも、副交感神経優位になってきます。

対策③

対策3つ目としては、軽い運動をおこなうことです。
特に、疲れやすい方では、午前中などできるだけ早い時間に動くことをオススメします。
早い時間に無理のない軽い筋トレなどの運動をおこなうことで、早い時間帯に体温、代謝が上がり自律神経のバランスを整えやすくなります。
寝る前は、副交感神経優位になるため、なるだけ夜は激しいエクササイズは避けましょう。

【まとめ】

40代50代の疲れる理由について書いてみました。
寝る前にスマホをいじらない、睡眠が取れるようなサイクルを作る、内臓に負担のかかりにくい食事の中身とタイミングなども、もちろん大切ではありますが、そこが難しい方では、今回ご紹介した対策の3つを意識してみてくださいね。

くびれ美人代表 畑紀寿

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