「甘いもの止められないんですよね～」とのお声は多数お聞きしております。今日はその理由について書いていきます。「メンタルを強く！」ということではないですよ。笑
お菓子などの甘いものがほしくなる主な要因の1つに、【血糖値の急激な上昇下降幅】が挙げられます。
普段の食事や間食時のお菓子の摂取において、血糖値の急激な上昇下降幅があるものを摂取している習慣があると、下降局面でおなかが空きやすい感覚が強く、すぐにまた血糖値を上げてくれるような甘いものがほしくなるという、生きる上で本能的の仕組みが強く出てくるのです。
血糖値の急激な上昇下降幅がある食品やお菓子を示す指標としては、GI値(グリセミック指数と呼びます)というものがあり、このGI値が高い食品を口にしている習慣があると、急激に血糖値が上がる分、下がる幅も短い時間で大きくなり、甘いものがたびたびほしくなります。
GI値とは、糖質の吸収による血糖値の上昇度合いを間接的に数値化したもので、70以上を高GI食品、56～69を中GI食品、55以下を低GI食品としています。お菓子はもちろん、白いパンや白米、もちなどは高GI食品であり、そのような食べ物を習慣化して摂取している方では、甘いものがほしくなりやすいのです。
そして、急激に下がった血糖値をまたすぐ上げたいために、お菓子などを本能的に欲してしまうということですので、甘いものがほしくなる方では、普段の食事を低GI食品を選ぶようにしておくことで、体内の血糖値の上昇下降幅が大きくなり過ぎず、手がお菓子にいきにくくなる可能性があります。
是非試してみてくださいね。
くびれ美人代表 畑紀寿
