清涼飲料水などに含まれる(パッケージの原材料名をご覧ください)果糖ぶどう糖液糖というものをご存知ですか？
この〈果糖ぶどう糖液糖〉の過剰摂取は、肥満に関係してきます。
ちなみにこの果糖ぶどう糖液糖は、清涼飲料水だけでなく、加工食品やデザートなどで多様されています。
この果糖ぶどう糖液糖は、〈異性化糖〉という甘味料の一種なんです。そう、甘味を増すために主に使われているということ。。
異性化糖は、果糖の含有率で3種類に分かれていて、果糖が50～90％含まれているものを果糖ぶどう糖液糖と呼びます。
果糖がたくさん入っているということですね。
果糖は、後述しますが単糖で太りやすく、カラダ体内での処理ができにくい(果糖1日7～8gしか処理できない)です。では、果物もいけないのかというと、果物には果糖以外にぶどう糖や砂糖も入っていて、バナナ1本でも果糖は2g程度しか含まれていません。
ですが、果糖ぶどう糖液糖では10gなんて比較的早く摂取できるんですよ。
砂糖の甘味を100とすると、果糖は150～170の甘味と言われていいるくらい、とにかく甘味を出すことに優れています。さらに果糖は、温度によっても変化し、冷たくなるとさらに甘味を増せるんです。
果糖ぶどう糖液糖を含めた異性化糖は、糖質の中でも一番吸収が速い〈ぶどう糖〉と〈果糖〉の混合液です。
果糖はぶどう糖よりも中性脂肪を合成しやすく、含有率が高い果糖ぶどう糖液糖は、満腹感も得にくく、肥満につながりやすくなります。
清涼飲料水を飲みながらのスナック菓子…肥満に直結するダイエット悪者コンビネーションと言えます。笑
くびれ美人代表 畑紀寿
