「家で筋トレする時、セット間の休憩はどのくらいがよいですか?」という質問がたまにありますので、今日はトレーニング中のセット間のインターバルについて書いていきたいと思います。
結論から申しますと、〈目的とトレーニング種目とキャリア〉によります。
例えば、下半身に筋肉をつけつつ、体脂肪燃焼することが目的で、種目はスクワットを選んだ場合、8~12回をギリギリ反復できる強度をセット間インターバル60~90秒で、3~6セットおこなうことが勧められます。
ただ、これはある程度筋トレなどの運動経験がある方で、40代以降で運動経験がない場合には、セット間90~120秒程度取るとよいでしょう。
スクワットなどのトレーニングは、種目的には多くの筋肉を動員するため、上記のようなセット間インターバルとなりますが、クランチやサイドクランチなどの比較的少ない筋肉消費、小さい運動では、30秒~60秒程度のセット間インターバルを取ることをオススメします。
心拍数を測定できる方では、筋肉をつけたい場合、年齢や安静時心拍数にもよりますが、1分当たりの心拍数を110~130程度、主観的運動強度では〈隣に人がいて話すのが少しキツイ〉程度を意識してみてください。
ただ、これは〈筋肉をつけつつ、体脂肪を燃焼していく〉方法でのセット間インターバルですので、筋力向上に特化したい、持久力を上げたいなどの場合は、セット間インターバルが長くなったり短くなったりします。
くびれ美人代表 畑紀寿