カラダの背面にある背中と二の腕は、普段の生活で筋肉を伸ばして縮めるという動きが小さい部分のために、弛みやすい特徴があります。
筋肉を日常では鍛えにくく、筋トレを少しサボると落ちやすい部位とも言えます。
今日はそんな背中と二の腕をまとめて鍛えることができるエクササイズをご紹介しますね。
↑まずは、開始姿勢です。バランスボールは椅子やソファーで代用できます。
肩甲骨を外側に引き出します。
↑肩甲骨と背骨の間、肩甲骨の外側を意識して、このように肩甲骨を背骨に引き寄せながら肘を引いていきます。
肘を過剰に曲げてしまうことが多いですが、〈前腕が床に対して常に垂直〉を維持しながら肘を引きます。肘が90°ではなく、前腕が床に対して90°ですよ。
↑背中の筋肉を使ったまま、今度は二の腕をメインに意識して、このように肘を伸ばしていきます。上腕は動かないように肘を伸ばしていくことがポイントです。
今度は、肘を引くというよりも肘を伸ばすことに意識を持つことで、二の腕が鍛えられます。
↑トップポジションから、このように肘を曲げて戻り、さらに開始姿勢に戻りましょう。
この反復動作を10往復繰り返してください。
筋トレ初心者の女性では、ペットボトル500mlでもゆっくりおこなうと充分効かせることができます。
各動作を3秒、合計12秒かけて背中と二の腕に効かせてください。
くびれ美人代表 畑紀寿