「スポーツできる子供って人気者になりますよね」「うちの子供運動神経よくないんですよ…どうしたらよいですか?」などのお声を、親御さんとのパーソナルトレーニング中にお聞きすることがありますので、今日は〈スポーツをしても上手くできない子供に必要なこと〉を書いていきたいと思います。
まず、サッカーならサッカーだけ、野球なら野球だけなどの特定の練習や試合のみをしていて、とても上手で、どんな技術でもすぐに習得できる場合は、そのままでもいいかもしれません。
しかし、畑はどんな子供でもこれからご紹介することを会得しておくと、上手くなりたいスポーツがさらに伸びていき、なおかつどんなスポーツでも人並み以上にはできていくと実感しています。
結論から述べると、上手くなりたいスポーツ技術を練習してもなかなか上達しない子供では、〈自分のカラダをイメージ通りに動かせるトレーニング〉が必要です。
例えば、目をつぶって足だけを真っ直ぐ90°まで上げるように促すと、スポーツができない子供の方が膝が外を向いたり、たち足膝が曲がり骨盤が後傾して腰が落ちたり、90°まで上がっていないのに上げた感覚になっていたりします。
このような状態の子供では、いくら坂道でダッシュしても、たくさん走り込んでも足が速くなることが難しいです。
まずはこの〈自分のカラダをイメージ通りに動かせる〉ように、鏡や動画、写真などで、様々な動作を習得することで、今壁にぶち当たっているスポーツができるようになるはずです。
一見、遠回りのように見えて、近道になると思います。
くびれ美人代表 畑紀寿