「腹筋トレーニングは毎日やってもいいんですか?」とたまに聞かれるので、本日はそのことについて書いていきます。
結論から言うと、〈筋肉痛がある時は休ませる、ない時にはやってよい〉です。
腹筋もほかの筋肉同様、筋肉トレーニングをして筋肉が損傷した後の回復後に成長します。(たんぱく質、ビタミンなどの栄養素をとらないといけませんよ)
ゆえに、筋肉がヒドイ損傷、すなわち筋肉痛が大きい場合には休ませるべきです。
ただ、腹筋はほかの筋肉よりも回復が早く、カラダで1番修復が早いと言われています。
これは、腹筋はカラダの中心にあり、種類も深層の腹横筋、内腹斜筋、表層の外腹斜筋と腹直筋に分かれていて、歩く、走る、重いものを下から持ち上げたり、トレーニングではスクワットやランジ、ベンチプレスなどの複数の関節を使う大きな運動においても、体幹を安定させるため腹筋が活動するんです。よって回復が早くなっています。(だからスクワットしてても、腹筋トレーニングとも言えますね)
要するに、スクワットなどの下半身トレーニングを入れる時にも、腹筋の筋肉痛があるのかないのかをチェックすべきで、腹筋の筋肉痛が強い場合には、腹筋をあまり使わない種目(レッグエクステンション、アブダクションなど)を入れるようにしましょう。
腹筋も胸や背中同様、48時間~72時間回復させたほうがよいということを聞きますが、そうなると約3日は全身を大きく動かすトレーニングができなくなります。
腹筋は回復が早いということを覚えておいて、目安を筋肉痛にして、動かして筋肉痛がなければ、腹筋トレーニングをおこなってください。
くびれ美人代表 畑紀寿