「腕立て伏せ、膝ついても深く下がれないです‥胸に効かない‥」というお声をいただきましたので、今日はその解決方法について書いていきます。
腕立て伏せは、体重の約3分の2が胸、肩、腕などの上半身にのしかかってきます。
体重60kgであれば40kgがのし掛かってきます。ベンチプレス40kgを10回できる女性は少なく、運動経験があまりなかったりすると、膝を床についても胸を床スレスレまで下ろし胸のストレッチを得るということが腕立て伏せでは難しいです。
このように腕立て伏せで胸の筋肉を使えない、意識しにくい場合には、〈ダンベルフライ〉から始めてみましょう。ダンベルフライでは、仰向けでおこなうために体重の影響を除外でき、胸のストレッチを得やすいです。
腕立て伏せとは異なり、手が床で固定されていない分、始めはダンベルを動かすことに慣れないかもしれませんが、肘を軽く曲げて胸の筋肉を伸ばす意識がある程度簡単に出てきます。
ダンベルフライができるようになれば、〈ダンベルプレス〉負荷を少し上げて肘の曲げ伸ばしを増やして胸を使えるようにしましょう。
女性では体重によりますが、ダンベルプレス7kg~8kgできっちり胸を使える感覚が出れば膝つきの腕立て伏せで胸を床スレスレまで下ろせるようになります。
要約すると、腕立て伏せが難しい方は、胸トレに〈ダンベルフライ〉を取り入れてみてください。
くびれ美人代表 畑紀寿