健康診断などで測定されることがあるBMI。BMIは体重を身長の2乗で割って出しています。
健康の指標として、BMIが30以上になると生活習慣病のリスクが高くなると言われていて、25を超えると軽い肥満としてよく挙げられています。
ただ、これは体脂肪と筋肉の相対的割合を加味しておらず、アスリートのように筋肉量が多くて体脂肪が普通くらいであれば(野球選手など)、BMIが30近くなることがあります。しかし、BMIが30近くてもそういった筋肉量が多いアスリートは、太って見えないことが多いんです。
それは筋肉が体脂肪よりも相対的に体積が小さいからです。
ダイエッターでは、BMIや体重よりも〈体脂肪率〉の方を重視すべきです。体脂肪率はカラダに対しての体脂肪の割合を出しているため、BMIが例え同じでも体脂肪率が高いと体積が多くなり、太ってみえるからです。逆に体脂肪率が少ないと細く見えてきます。
要約すると、見た目のシルエットは、BMIよりも体脂肪率のほうが相関が強く、ダイエッターは体脂肪率のほうを重要視してください。
くびれ美人代表 畑紀寿