スポーツで使える筋肉をつける筋トレ方法

「筋トレしたら重くなってスポーツパフォーマンスが落ちる‥」という声を聞きます。
結論から言うと、筋トレの中身、プログラミングによってそれは変わります。自体重、バーベルやダンベルやバランスボールなどを用いたトレーニング全てに言えます。

例えば、負荷の高いスクワットやデッドリフト、ベンチプレス、さらには30秒プランク姿勢でキープなどだけでは、落ちる可能性があります。もちろん、それがはまる選手も言えますが、万人共通とは言い難いです。

メジャーなスポーツの大半が、スピードを必要として、そのスポーツ特有の技術会得が不可欠なはずです。トップアスリートになればなるほど、ボディイメージがよいため、筋トレの効果があるのか、逆に低くなったのかが分かります。

よくあるのは、筋肉量を上げる高重量低速度のスクワットやデッドリフト、ベンチプレスをメインにして、高速度のトレーニングやスポーツ動作を無視したプログラムです。
そのトレーニングが悪いわけではなく、目的とするスポーツ動作をもっと意識することで、万人共通のパフォーマンスアップが期待できます。 

例えば、サッカー選手ならば、先ほどの高負荷低速度のスクワットだけでなく、重さを下げてジャンプスクワットを入れたり、トレーニング最後にボールを使ってシャトルランとインサイドキックを組み合わせたエクササイズを入れたりするなどです。
切り返しを意識した低負荷高速度のサイドランジとフロントランジを組み合わせたエクササイズ、ジャンプを意識したスナッチなどもよいですね。

ゴルファーでは、片足支持で高速度の胸椎ローテーションエクササイズやゴルフクラブで実際にスイングを10回するだけでも、その前におこなった高重量の負荷で鍛えた筋肉にゴルフで使う神経系を注入することができます。

要約すると、パフォーマンスアップしたい目的スポーツの動き、速度のトレーニングを必ず入れること、筋肥大を狙ったトレーニング後は特に、実際のスポーツを少量でいいので直後におこなうことが必要です。

くびれ美人代表 畑紀寿

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