筋トレ初心者がトレーニングを始めた頃は、筋肉がつくと同時に体脂肪も落ちてきます。
しかし、ある程度のトレーニングを積んでいくと、筋肉がついた感覚がなくなったり、体脂肪が全く減らない時期が出てきます。
畑ももちろん、今もあります。しかし、その時期がくれば、すぐに対応しています。
こんな時、畑はまずは〈筋肉をつけること〉に意識を集中させます。その後に〈体脂肪を落とすこと〉をおこなっています。
筋肉をつける時には、基本的には有酸素的なトレーニングはあまりいれません。スクワットを3セットしたとしても、セット間の休憩をしっかりとります。そして、食事の量を増やし、1度体脂肪も少し増えてもいいので、筋肉を相対的に増やすことに集中します。
体脂肪を減らす時期では、有酸素的運動を筋トレと一緒におこないます。HIIT(高強度インターバルトレーニング)を意識しています。例えば、スクワットをおこなったあと、すぐに腕立て伏せをするなど、サーキット的におこないます。消費カロリーは増やしつつ、筋肉の分解を防ぐことが大切です。筋肉は維持で体脂肪を落としていきます。
そして、食事の全体量、カロリーを減らし、たんぱく質は逆に増やす感覚で変えていきます。
要約すると、停滞期には、筋肉をまずはつけることにフォーカスし、筋肉をつけることを妨げる活動を少なくすることと、体脂肪をある程度つけてもいいという意識を持っています。
そうすると、その後体脂肪を落としやすいカラダになっているため、停滞期を脱却できるのです。
くびれ美人代表 畑紀寿