アウトユニット前斜系エクササイズ

スポーツ、日常生活動作では、筋肉は1つ1つが選択的に働くことはほぼなく、筋肉同士、関節同士が繋がり合っています。

今日は〈アウターユニット前斜系〉わき腹と内ももの筋肉の繋がりについて解説、そしてエクササイズをご紹介いたします。

【アウターユニット前斜系とは】

アウターユニット前斜系とは、わき腹の筋肉である〈外腹斜筋〉〈内腹斜筋〉が、骨盤(腸骨、恥骨など)を介して、内ももの筋肉である〈内転筋群〉、特に長内転筋群とのつながりを指します。

例えば、サッカーのキックなどでは、右足で蹴る瞬間には、左肩が振っていてる右足方向に動きますが、その動作では、左側のわき腹の筋肉とキックする右足の内ももの筋肉がつながって働きます。

【エクササイズ】

このアウターユニット前斜系エクササイズをご紹介します。
トレーニング中は、わき腹と反対側の内ももの筋肉が、〈均等に〉活動している感覚を得ることが大切です。

もし、内ももの筋肉ばかりに力が入る感覚があれば、後述するわき腹を優位に働かせる方法を取り入れてみてください。

サイドプランク


↑肘を肩の真下、足を前後にセットし、このような横向きのプランク姿勢をとります。
下側のわき腹の筋肉と上側足の内ももの筋肉の活動を意識してください。

↑下側の足をこのようにわき腹方向に引き付けていくと、上側の内ももをさらに意識できます。



↑下側の足をこのように上下に動かすと、わき腹をより活動させることができます。
アウターユニット前斜系エクササイズで、内ももを優位に使ってしまう場合には、こちらを選択してください。

バランスボール

バランスボールを用いると難易度が上がります。



↑上側の足をバランスボールに乗せて、このように下側の足を上下に動かしていきます。
上側の内ももと下側のわき腹を均等に働かせる感覚を持ちながら、おこなってくださいね。
できるようならば、下側の足を床につかずにトライしてみましょう。

【まとめ】

アウターユニット前斜系エクササイズの解説、エクササイズを簡単にご説明しました。
スポーツ、しなやかで動けるカラダ、健康を意識している方には、特に取り入れてほしいです。

くびれ美人代表 畑紀寿

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