「インナーマッスル大切ってよく聞きますけど、なぜですか？」とのご質問を受けたので、今日はこのテーマでブログを書いていきたいと思います。
ダイエット、ウエストサイズダウンや足痩せやヒップアップ、バストアップなどのボディメイク、アンチエイジング、そしてケガの予防において、インナーマッスル(深層筋)を鍛えることは必要不可欠といってよいでしょう。
なぜ必要なのか？ですが、インナーマッスルを鍛え、さらに個々のインナーマッスルを繋ぎ合わせ、機能的に使うことで、姿勢が良くなり、身体をバランスよくしなやなに動かせるようになります。
骨盤が胸郭(胸の部分)に対して、前方に出っ張っていて、ぽっこりおなかに見えてしまう方では、インナーマッスルを鍛えることで、骨盤と胸郭が地面に対して垂直方向になり、良姿勢で重力環境下で過ごすことができます。
姿勢がよくなると、換気効率も上がり、ダイエットしやすい身体になります。
さらにインナーマッスルの連結ライン(専門的には、ディープフロントラインと呼びます)を強化することで、身体の中心軸が安定し、効率よいしなやかな動きができるようになります。
ボディメイクにもインナーマッスルエクササイズは効果なんですよ。
腹筋の最深層筋の〈腹横筋〉を鍛えることで、ウエストにコルセットを締めたような作用をし、姿勢が引き上がることで、ウエストサイズダウンに効果を発揮します。
ヒップアップには、骨盤を安定させることでヒップ筋が働きやすくなるのですが、骨盤を安定させるのも〈腹横筋〉や腰、骨盤底にあるインナーマッスルなのです。
ケガ、整形外科的な痛みの改善や予防にも、インナーマッスル強化は大切な要素になります。インナーマッスルは、関節を求心的に適合させる作用をし、アウターマッスルと協調して働くことで、関節面の適合を安定させつつ動かすことができるのです。
要約すると、インナーマッスルは、姿勢や関節の動きを本来あるべきポジションに修正する役割を持ち、ウエストサイズやヒップアップなどのボディメイクの土台ともなるため、必要になることが多々あるということです。
くびれ美人代表 畑紀寿
