ヒップアップしたい方!日常生活で使うことが多い、階段の上り方を少し変えるだけでヒップアップしやすくなります。
今日はヒップアップする階段の登り方を解説していきます。
【踵で押す】
基本的には、階段でヒップアップさせるのは、踏み出した側となります。(熟練者では後ろ側ヒップも活動させることができます)
踏み出した側の足裏の踵をついて、踵で地面を押す感覚を持つことがヒップアップの大前提となります。
そして〈踵で地面を押す〉意識だけでなく、以下の2つをきちんとセッティングすることも大切です。
体幹の傾斜
踏み出した側の体幹を前方に約45°~60°傾けて、その上半身の傾斜で踵で地面を押す感覚を持つことで、ヒップにグッと力が入りやすくなります。
実際に片足を踏み出して止まり、体幹を前傾させてから踵で地面を押してみてください。階段を1段飛ばすと分かりやすいですよ。
体幹の理想的な傾斜角度には、若干の個人差がありますので、ご自分の感覚でヒップ筋を使えるイメージがある所を探してみましょう。
ヒップ筋にグッと力が入る所では、太もも周りを使っている感覚がなくなります。
人差し指と膝の真ん中
踵で地面を押す時に、踏み出した側の足の〈人差し指と、膝のお皿の真ん中〉が一直線にした状態だと、ヒップに力が入りやすいです。
これも目視でできますので、予め確認して動作を習得しておくことよいですよ。
実際におこなう時にオススメなのは、やはり〈一段飛ばし〉。一段飛ばしの階段上がりは、股関節の可動域を大きく使え、ヒップ筋の動員が高くなります。
デメリットとしては、運動初心者の方や体幹の筋力、股関節の柔軟性が低い方では、バランスを崩しやすいことですので、試して難しそうならば、一段ずつおこなうところから始めましょう。
くびれ美人代表 畑紀寿