今回は太らない食べ方について解説したいと思います。
ダイエッターしたい方において、もちろん大前提として食べる量は大切ではありますが、1日全体の摂取カロリーは同じでも食べ方を変えることで、ダイエットがよりスムーズになります。
太らない食べ方におちて、【食事中】と【食事以外】の2つが大切です。
第①章【食事中】
食事中は、〈ゆっくり食べる〉ことで満腹中枢が働き、食べ過ぎを予防でき、なおかつ血糖値の過剰な上昇を防ぐことで、体脂肪を溜めにくくなることはよく知られています。
ですので、この〈ゆっくり食べる〉こと以外の、2つのポイントを書いていきます。
ズバリ!この2つとは、〈食事中の水分〉と〈食べる順番〉
今回は、食べ方についてなので、食べる内容については割愛します。
食事中の水分
食事中の水分の取りすぎは、太りやすい食べ方となります。
食事量が同じでも太りやすくなるのです。
理由としては、食事中に水分をとることで、胃酸や消化酵素が薄まり、消化を妨げてしまうことがあげられます。
太りやすいこと以外にも、胃酸が薄まることは、胃に負担をかけます。なぜなら、胃酸を出そうと胃が頑張り過ぎるからです。
私の経験的に見ても、太っている方では、食事中にたくさん水分を摂取していますね。おかわりが多いです。笑
ちなみに私は外食約2時間していても、ドリンク1杯飲みきることができません。
食べる順番
食べる順番もダイエットには大切です。
〈サラダ→たんぱく質→白ご飯などの糖質〉の順番は、逆の場合よりも血糖値の上昇が小さくなります。
ゆえに、白ご飯よりも野菜から食べ始めた方が太りにくいのですが、ご自宅での食事では、一緒にまとめて出てくるため、野菜から全部先に食べるのは現実的ではないかもしれません。
しかし、これは私も意識しているのですが、外食では1品1品を頼むことが多いため、サラダからしっかりと食べることが可能なはずです。食べる順番も意識してみてください。
第②章【食事以外】
食事以外では、1日の摂取カロリーを〈小分けにする〉すなわち〈頻度〉こと、そして〈食間時間〉を意識することで同じ摂取カロリーでも太りやすさから脱却できます。
頻度
普通は1日3食ですが、2食の方は要注意です。
同じ量で食事の回数を増やすことで、1回の摂取カロリーを抑えることができます。たんぱく質も体内の吸収率は限界があります。カラダの小さい女性が、1回の食事で40g摂取しても吸収されず、余ったたんぱく質は体脂肪として蓄えられる可能性があるのです。
1日4~5食に増やすことで、血糖値の上昇幅を相対的に小さくでき、さらに空腹感を減らし食べ過ぎも予防できるため、太りにくい食べ方となります。
食間時間
食事回数を増やしても、夜を抜いて夕方までで4食というのも太りやすい食べ方です。
食間時間が長いと、血糖値の下降幅が大きくなり、下降曲線が大きい状態で食べると、グンと血糖値が上がるため太りやすくなります。
理想的には、食間時間を3時間半~4時間がオススメです。
5時間以上、食間を空けないように気をつけてください。
本日は、太らない食べ方をご紹介しました。
参考になれれば、嬉しいです。
くびれ美人代表 畑紀寿