左右差と腰痛

関節同士の相対的柔軟性が腰痛などの痛みに関わることは前に書きましたが、今日は左右差と痛みについて書いていきます。

左右差も痛みの要因となります。
例えば、太もも外側の大腿筋膜張筋の左右差があり、片側が硬ければ、歩行時に骨盤が硬い側に回旋して腰痛が出やすくなります。

大腿筋膜張筋は、股関節の屈曲と内旋作用がある筋肉なのですが、歩行時に後ろになる足は股関節が伸展と外旋が必要になります。
左右が同じくらい硬いよりも、片側が硬いことで骨盤に捻りがでてきます。

腰は構造的に捻りに弱い関節になっていますので、歩行というだけでも腰に負担をかけてしまいます。
歩行は毎日ほぼおこなうものです。左右差が日常の痛みの要因になっている可能性があります。

くびれ美人代表 畑紀寿

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