筋肉がついて、体脂肪の少ない引き締めボディに欠かせない野菜といえば、〈ブロッコリー〉です。
野菜の王様といっても過言ではないと、私は思います。
今日はブロッコリーの効能を述べていきます。
【栄養素】
ブロッコリーには、野菜の中ではたんぱく質量が高く、体脂肪を燃やすのに必要な栄養素、そして浮腫みをとってくれる栄養素も含んでいます。
たんぱく質
筋肉を作る土台となるのは、たんぱく質です。このたんぱく質が、ブロッコリーでは、100gあたり4.3g入っており、これは野菜の中では高い方です。
ビタミン豊富
ブロッコリーは、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1、脂質をエネルギーに変えるビタミンB2、筋肉の合成に関わるビタミンB6、抗酸化作用のあるビタミンC、さらには骨の成長だけでなく、筋肉の収縮に関わるカルシウムとマグネシウムの含有量も豊富です。
筋肉作り、脂肪燃焼だけでなく、アンチエイジングにもなるということですね。
カリウム
ブロッコリーは、カリウムも豊富です。カリウムは、足のつりを予防することで有名ですが、過剰な塩分を除去し、皮下の浮腫みをとってくれる作用もあるんです。
100gあたり360mg入っています。
テストステロン
テストステロンは、男性ホルモンとも呼ばれ、筋肉の合成を促進させるために重要なホルモンです。
ブロッコリーを食べると、テストステロンが活性化されやすいため、男性だけでなく、筋トレ女子にも意識してほしい食材です。
スルフォラファン
スルフォラファンとは、筋肉の合成を抑制する遺伝子を減少させる化合物です。
ブロッコリーには、このスルフォラファンも入っており、筋肉作りに大きなプラスの影響をもたらしてくれるのです。
【調理方法】
ブロッコリーの調理方法によっては、上記の栄養素が少しかわってきます。
オススメは、茹でたり、温めたりするよりも、〈蒸す〉こと。〈蒸す〉ほうが、栄養素の分解を最小限に食い止めてくれるのです。
ただし、〈蒸す〉時間も長いと栄養素効果が小さくなります。
2~3分に留めておきましょう。
【まとめ】
引き締めボディに欠かせないブロッコリーについて、書いていきました。
ブロッコリーセッションは、浮腫んで足がパンパンになっている方にも有効です。
浮腫んでいても、太ってみえます。
筋肉をつけて、体脂肪を落とせる、さらにアンチエイジングできる野菜として認識しておきましょう。
くびれ美人代表 畑紀寿