筋トレをしていて、「あーキツっ～」という声を私のパーソナルトレーニング中でもお聞きします。
「キツイということは効いている、筋肉がつきやすくなっている所ですよ」とよく私は言います。
むしろ、ご自身の心理的にこのキツイところまで行くことで、効率的かつ効果的に筋肉がつくんです。
筋トレ初心者の心理的限界は、身体的限界の約5割～6割、ある程度のキャリア(1～2年)でも心理的限界は身体的限界の6割～7割程度です。
すなわち、キツイと気持ち的に感じても、限界の力はまだまだ先にあります。火事場の馬鹿力を例えに出しやすいですが、人間は生命の危機に備えて、限界の力を出さないように余力を残しているんですね。その力を出してしまうと極度の疲労が起きます。
そして、その100％の限界の力まではいかなくても、6～7割の強度、心理的限界を超える極点が筋肉がつきやすくなる所なんです。
〈この心理的限界を少し超える所〉を目指して、トレーニングをすると筋肉がつきやすくなりますよ。
くびれ美人代表 畑紀寿
