「筋肉を使っている感覚がない」そんなことを思ったことはありませんか?
私の経験上、おなか、内もも、そして背中の筋肉を意識できる人が少ない気がしています。特に1番多いのが、背中ですね。背中のトレーニングをしていて、フォームはよいのにも関わらずご本人が筋肉を使っている感覚がないということがよくあります。
畑自身も筋トレを始めた時には、背中の筋肉は意識しずらく、動いているのか感じれませんでした。畑の場合は、機能解剖学が得意ですので、「肩甲骨をこういう風に動かしたら1番伸びた所から縮むな」などを筋肉の作用を意識することで少しずつ意識することができました。
以前、筋肉を意識しにくい方は、その部分の〈ストレッチ〉を軽くしてほしいと書きました。静的ストレッチは確かに最大収縮力が低くなりますが、筋肉を意識するということに関しては良い方法です。
あと別の方法としては、筋肉に直接〈触れる〉ということ。例えば、おなかの筋肉の使っている感覚が分かりにくいのであれば、おなかを手で触れながらおこなうことで、筋肉のトーンが増してきます。
ただ、背中は触れるのが難しい部位であるため、できれば他人に触れてもらいながらおこなうことをオススメします。
触れてもらうことで、固有受容器が活発になり筋肉のトーンが上がり、感受性が高くなりますよ。
くびれ美人代表 畑紀寿