活性酸素によるカラダの酸化と共に老化現象の1つとして、糖化があります。
糖化とは、食事や飲料などから摂取してエネルギーとして体内で使われなかった余分な糖質が、たんぱく質や脂質と結びついて、細胞を変性老化させてしまうことです。
糖質は車で例えるとガソリンで、たんぱく質はエンジンです。
ガソリンがないと、人間のカラダは動かそうとしてたんぱく質や脂肪をエネルギーとして変えるため、糖質は人間の生活において必要不可欠ではありますが、加齢と共に代謝が落ち、なおかつ学生時代よりも生活活動量が少なくなりやすく、糖質は過剰摂取となりやすい栄養素です。
糖化によって作られるAGEは、動脈硬化や腎臓などの内臓への負担が増えたり、白内障やアルツハイマーなども引き起こす要因となります。
糖化を防ぐためには、基本的には糖質の量をコントロールすることがポイントです。学生時代よりもご飯の量を減らすなど、ご自身の活動量に応じてコントロールしてみましょう。
そのほか、GI値の低い糖質を選ぶ、たんぱく質や脂肪などから先に食事を始める、糖質を摂取して60分後に軽く運動するなどが糖化を防ぐのにオススメです。
ご参考になれれば嬉しいです。
くびれ美人代表 畑紀寿