胸郭柔軟性を上げるストレッチとエクササイズ

昨日は胸郭の柔軟性のメリットについて書いてきました。今日は胸郭の柔軟性を上げるエクササイズをご紹介させていただきます。

猫背のように胸椎が丸まっている姿勢では、胸椎が伸びにくくなっています。


↑胸椎伸展ストレッチはこちらです。よつばいから、このように股関節を後ろにひいていきます。腹筋に力を入れ、腰を反るのではなく、胸椎を反っていく感覚を持ちましょう。

静的ストレッチをしたら、動的に背骨全体をしなやかに動かしていきましょう。


↑背骨を丸める時には腰を1つずつ丸める感覚を、背骨を反る時には胸椎を1つずつ反っていく感覚をもちましょう。

胸郭は肋骨と胸骨、肋骨と胸椎の関節があるため、回旋可動域も低くなりやすいです。本来、片側30~35°は胸椎の可動域があるべきなのですが、加齢と共に小さくなりがちです。

↑胸椎回旋可動域を上げるストレッチでは、まずはよつばい姿勢からこのように片側腕を床に沿うように入れて胸郭を捻ります。



↑その姿勢から、このように肘を曲げて、両側の手のひらを合わせます。腰を捻るのではなく、胸の部分を捻る意識をもちましょう。

このストレッチ後に胸椎の回旋の動的ストレッチをおこなうとさらによいですよ。


↑腹部よりも胸の部分を捻る意識をもちましょう。

ご自宅でもできますので、是非アンチエイジングに取り入れてくださいね。

くびれ美人代表 畑紀寿

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