エクササイズで目的とする筋肉を鍛えたいのに、効いている感覚がない要因の1つとして、【きちんと動員できていない】ことが挙げられます。
フォームを適切におこなっていたとしても、この現象は起こることがあります。
その人のカラダの中で、活動しやすい筋肉と活動しにくい筋肉があり、日常やスポーツで優位に使いやすい筋肉がエクササイズでも活動しやすくなるのです。
↑例えば、クランチをおこなっているとしましょう。
このようなクランチといえば、腹筋、特に腹直筋を鍛えるエクササイズとして取り入れることが多いものですが、太もも前側に効いてしまう感覚が強く、腹筋を使っている感覚がないという方がいます。
フォームがきちんとしていても、日常で太もも前側を使いやすく腹筋が弱くなっている場合は、クランチでも太もも前側の筋肉の活動が強くなってしまいます。
対応策としては…。
↑このようにボールを引き付けながらおこなうことで、太ももの筋肉を抑制しやすくなり、腹筋を感じやすくなります。
我々パーソナルトレーナーは、選択的ストレッチで太もも前側を抑制したりします。
↑ツイストクランチでも、このようにボールを引き付けたり、捻る角度を大きく、膝の外側に肘が触れるように捻ると、腹筋の活動を高めることができます。
腹筋を感じにくい方、是非、取り入れてみてくださいね。
くびれ美人代表 畑紀寿