運動機能的なエイジングとは、筋力及び筋肉量低下だけでなく、【神経系】活性化の低下も起こります。
今回のブログでは、この神経系の活性化の理論と代表的なツールを用いたトレーニングをご紹介します。
【神経性とは】
この神経性の活性化とは、ざっくり言うと【バランスを保つ能力】とも言えます。筋肉は神経を介して脳とつながっています。
例えば、歩行で凹凸がある道では、バランスを崩しやすくなりますよね?
この時、道の凹凸を足裏が感知して、神経を介して脳に指令を送り、その指令を脳が感知し、今度は脳から神経を介して全身の筋肉へバランスを制御するようになります。(少し細かくいうと、姿勢のコントロールには、フィードバック型とフィードフォワード型の2つがあり、このようなとっさの反応はフィードバック型といい、これまでの記憶を使った本能的な姿勢コントロールです。これは主に前庭脊髄システムというものに頼った姿勢コントロールです)
神経の伝達速度を始めこの神経系機能、バランス能力が加齢と共に落ちてきやすくなるのです。
この能力は筋トレだけしていても向上程度が小さいため、筋トレとは別にバランストレーニングを取り入れることが、若いカラダを維持するために必要となります。
バランストレーニングにオススメのツールが、この↑【バランスディスク】です。立っておこなうエクササイズが多いですが、座ったり、手をついたりしても神経系を活性化できるものもあります。
ディスクスクワット
姿勢コントロールには、主に股関節と足首の機能が大切になります。
ディスクスクワットでは、股関節を使う感覚を持ちながらバランスを保つように意識してください。
↑この動画のように、ディスク上で骨盤から上の上半身が、あまり歪まないように、姿勢を保ちます。
おなかに力を入れる感覚を持ちましょう。
片側10回をスクワットができれば、優秀です。
ディスク前後エクササイズ
今度は、足首の機能を主に使い、姿勢コントロールするエクササイズです。
↑このように、足首を前後に動かしながら、バランスを保ちます。
上体が前後にあまり動かないように姿勢をコントロールしてください。こちらも腹筋に力を入れる感覚を持ちましょう。
10往復続けることができれば、素晴らしいです。
余裕があれば、この動画のように、足を左右に動かしてみてください。
若いカラダを維持するためには、筋トレだけでなく、神経系活性化が、もう1つの大切な要素となります。
是非、このバランスディスクを使って、神経系の伝達も上げていきましょう。
くびれ美人代表 畑紀寿