たんぱく質のとりすぎ

糖質、脂質のとり過ぎは、肥満や動脈硬化など健康的によくないことは有名ですが、たんぱく質のとり過ぎはどうなのでしょうか?

これはたまにお客様からご質問いただくことがあるのですが、厚生労働省の基準には、たんぱく質量の上限はないんです。

ただ、体重の5倍などたんぱく質を極端にとり過ぎると、肝臓と腎臓に負担がかかります。筋肉をつけようとして過剰なたんぱく質をとったとしても、吸収量には限界があり(1回の食事では筋肉量の約7割が吸収できるたんぱく質の上限)、吸収されないとたんぱく質を分解された時にできる有害なアンモニアを尿素として排出するために肝臓と腎臓に負担がかかるんです。

そのほか、尿と一緒にカルシウムも体外に排出されるため、骨粗鬆症になる可能性があります。よって、たんぱく質が多くなる場合には、カルシウムとビタミンDを摂取することが勧められますが、多くの方において圧倒的にたんぱく質量は不充分なことが多いです。

体重の3倍(50kgの女性ならば150g)摂取しても健康上、全く問題なかったとの研究データもあります。
5倍など極端に多い量は内臓の負担を考慮すべきですが、2倍くらいではそんなに気にしなくてもよいです。
畑のオススメは、たんぱく質摂取時に糖質と脂質を同時に摂取すると、血中アミノ酸濃度を緩やかに上げることができるため、内臓への負担が小さくなります。

ご参考になれれば嬉しいです。

くびれ美人代表 畑紀寿

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