アスリートのウエイトトレーニング順序

「スクワットとクリーンどちらを先におこなったほうがいいんですか?」とのご質問を受けましたので、本日はアスリート、特に球技や陸上短距離など高速でのパフォーマンスを要求される場合のトレーニングの順序を解説していきます。

結論から申しますと、基本的にはパワー系、爆発的トレーニングを最初に持ってくることになります。(もちろん、始めにウォーキングで動的ストレッチや体幹に刺激を与えておくことは前提です)

スナッチやクリーンなどの短い時間でのパワー発揮を必要とされるトレーニングを最初に持っていき、そのあとにスクワットやデッドリフト、ベンチプレスなどの多関節を低速で動かす筋トレをオススメします。

ダッシュ力やジャンプ力などの瞬発力向上のためには、スナッチ、クリーンなどの爆発的なトレーニングを伸ばすことが必要にです。
スクワット、デッドリフトを最初におこなってしまうと、疲労が蓄積しスナッチでのパワー発揮が高めにくくなります。

しかし、スクワットの数値を高めることを目的にするならば、スクワットを最初からおこない、最後の1~2セットを普段より軽いウエイトでのスナッチやクリーンで速度を神経系に覚え込ませるとよいでしょう。

要約すると、基本的には、スナッチ(パワークリーン)などの爆発的トレーニング→デッドリフトやスクワットなどの下半身のトレーニング→ベンチプレス→ベントオーバーローやラットマシン→腕(アームカールなど)、腹筋(クランチなど)の単関節トレーニングがオススメです。

ご参考になれれば嬉しいです。

くびれ美人代表 畑紀寿

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