歩いている時、食事している時、服に自分が何歳です!と表示しているわけではないですよね。
年齢は言わないと分かりません!見た目で、他人の年齢は予想されてしまいます。
「他人になんて思われようと関係ない。おばちゃんでいいわー。」という方は、このブログを見る必要はないでしょう。笑
おじちゃん、おばちゃんと思われたり、他人の子供に言われたくなければ、メンテナンスが必要です。
では、どのようにメンテナンスすればよいのか?
今日は老けて見えないカラダ作りに〈強化すべき筋肉〉について述べていきます。
【後面が若さを作る】
カラダの後面の筋肉が弱く、筋肉が萎縮してくると、姿勢が前かがみになり、貧相に見えます。
背中
おじちゃん、おばさんの体型は、背中の筋肉の使い方がエイジングしてきます。通常は、筋肉を縮めて収縮させることができるのですが、エイジングしてくると上体が前屈みになり、背中の筋肉を〈ハンモック化〉して持続的に背中筋を伸ばした状態で使ってしまう様式に変化してくるのです。
背中の筋肉をキュッと縮めるトレーニングを入れることで、姿勢がよくなるだけでなく、背中の筋肉のボリュームが美しく出てきます。
逆三角形の背中は、たくましく見えませんか?おじさんに見えにくくなります。
あそこまで筋肥大させる必要は、目的によって変わってきますが、女性でもおばさん化したくないのならば、背中のトレーニングは欠かせないのです。
ヒップ
これは想像しやすいと思います。ヒップがキュッと上がったシルエットは、若く見えます。
ヒップが上がるためには、骨盤を正しいポジションにコントロールできる体幹、股関節機能が必要になります。
ヒップ美人の根本は、体幹にあるため、背中が丸まっているとヒップ筋の活動は低くなります。
太もも裏
太もも裏側の筋肉は、別名ハムストリングスと呼ばれます。
太もも裏側の筋肉が引き締まっていると、後ろのシルエットが美しくなります。
この太もも裏側の筋肉は弱くなりやすく、歩くだけでは筋肉の伸び縮みが小さくなかなか筋肉痛すら起こせないところです。
筋トレが必要な部分と言えるでしょう。
ふくらはぎ上部
ふくらはぎでも、プクっとしてふくらはぎの上部の膨らみがくっきり出ていると、若く見えます。
この筋肉は、踵の上げ下げで鍛えることができますが、その時に深層のひらめ筋の過剰な活動を抑制しながらおこなうことができれば、さらに効果的です。
【弱化しやすい筋肉】
カラダの後面以外でも、弱化しやすい部分があります。
以前のコラムでもこのことについては詳しく書きましたが、軽くおさらいしておきます。
ヒップ横
後ろだけでなく、ヒップの横側の筋肉は弱まりやすく、この筋肉が弱くなることで、太もも外側の筋肉がパンパンになり、下半身太りの要因になることがあります。
このヒップ横の筋肉を鍛えることで、歩行が安定し、美しく歩くことができます。
腹筋群
腹筋群は、腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋の4つに大きく分類できます。
完全に猫背になっているなど、おじさん、おばちゃん化になっている方ではすべて弱くなりますが、特に外腹斜筋の外側と腹横筋が弱くなりやすいです。
この2つを強化することで、姿勢がぐっと引き上がるだけでなく、骨盤のコントロールもできるようになるため、ヒップ筋が活動しやすくなったり、歩行が美しく若く見えてきます。
本日は、おじさん、おばさん化を防ぐために、鍛えるべき筋肉たちをご紹介しました。
参考になれれば、嬉しく思います。
くびれ美人代表 畑紀寿