カラダの使い方の癖とボディメイク

カラダの使い方には癖が出やすいです。

例えば、床にあるモノを取るとき、前屈してとることもあれば、しゃがみこんで取ることもあり、前屈する動作だけ見ても、腰を主に曲げてとることができる反面、骨盤の前傾を主に使って前屈することもできます。

1つの目的とする動作(この例では床にあるモノを取るという目的)をたくさんおこなっていると、その動作パターンが癖となってカラダの使い方としてバリエーションがなくなってきやすくなります。

動作パターンがパターン化するメリットは、その動きに対してエネルギー効率(楽になる)が向上する点が挙げられます。
デメリットとしては、パターン化することで、使う筋肉と使わない筋肉のバランス差が出てくるということです。

このデメリットが、ボディメイクにおいて強く影響していきます。

例えば、床のモノを取る時に、前屈していても、肩甲骨を背骨に引き寄せながら肘を曲げてとる(背中の筋肉を主に使う動作)、上腕を動かさずに肘を曲げてとる(腕の前面の筋肉を主に使う動作)、肘を全然曲げずにとる(腰、ヒップ筋を主に使う動作)をバランスよく使ってモノを取れれば、パターン化せずに全身バランスよく筋肉がついていきます。

しかし、多くの場合、背中の上の筋肉、ヒップの筋肉を機能的に使うことはせずに、腕や腰の筋肉を主に使いモノを取るパターンが多く、ヒップの垂れ下がりや背中のシェイプができていない方が見受けられます。

ゆえに、ボディメイクにおいては、そのような日常生活で使っていない部分を鍛えていくことが多いのですが、筋トレだけで強化するのではなく、日常生活動作でも普段の使い方を変えたり、バリエーションを多く持てるように意識することが大切になります。

人よって動作パターンは異なるため、私のパーソナルトレーニングではお客様の動作を前屈や後屈、歩行、片足バランス、椅子からの立ち上がりなどを見て、オーダーメイドプログラムを作成しております。

くびれ美人代表 畑紀寿

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