「カラダは柔らかいほうがいいのか？」体操競技やバレエなど180°開脚を必要とする場合は別ですが、柔らかいほうがいいとは言えません。
例えば、開脚ならば股関節がきちんと適合せずに(亜脱臼)可動域が上がっていることがあったり、開脚は180°いくけど前屈は大して可動域がいっていないなど、ほかの部分とのバランス不良が見受けられます。
前者は当然股関節を痛めやすくなりますし、股関節の適合がよくないために腰や膝にも負担がきやすくなります。後者も柔軟性のバランス不良があるため、ケガにつながったり、目的とする動きが悪くなることがあります。
要約すると、カラダは柔らかいほうがいいというわけではなく、関節が適合した状態で柔軟性が確保されているか、ほかの筋肉とのバランスだったり、柔らかさを目的に合わせてうまく使えているかということのほうが大切です。強引に柔軟性を上げることはオススメしませんよ。
くびれ美人代表 畑紀寿
