キツイトレーニングをすると、必ず効果があるというわけではありません。
当然、目的に沿っていなければなりません(例えば筋力を上げたいのに持久力を上げるトレーニングばかりしているなど)が、目的に沿っていると思ってやっていることが、実は逆効果だったりすることさえあります。
例えば、ボディメイクであれば二の腕を引き締めたいと思って、二の腕のトレーニングをしていたのに、二の腕が逆に太くみえてきた、アスリートであれば坂道ダッシュを取り入れたのにタイムが落ちたなどがあります。
前者では、二の腕を引き締めたいのに、ライイングトライセプスエクステンションを高い負荷で相対的にたくさんしてしまったというのでは、二の腕が筋肥大しやすくなります。キュッと引き締めたいのに、ゴツゴツ見えてくるシルエットになることがあります。
後者では、基本的なスプリントのテクニックが身に付いていない状態で坂道ダッシュをおこなうと、接地時間が長くなることがありタイムが遅くなることがあります。キツイので効果があるように思えますが、たくさん坂道ダッシュすることが逆効果になる可能性がある選手もいます。
キツイイコール効果ではないということ。定期的に効果判定して、もっとより効果的なことがないかを考えることが大切です。
くびれ美人代表 畑紀寿