先日お客様のI様が、1ヵ月ぶりにご来店され一言。「トレーニングサボると肩こりが出てきて…久しぶりにマッサージ行っちゃいました。畑さんはマッサージ行かないですよね？」とご質問もいただきました。
このI様の場合は、デスクワークで猫背になりやすいタイプだったこともあり、パーソナルトレーニングを離れて筋肉、特にカラダの軸、姿勢を保つ作用のある体幹と股関節周りのインナーマッスル低下によって、姿勢が元に戻ったというのが、肩こり再発、マッサージに行く要因です。
マッサージは目的と考え方次第で、良い部分はたくさんあります。例えば、激しく動いた後のマッサージは疲労回復効果ありますし、寝る前の緩いマッサージは副交感神経優位になり、自律神経を整える作用もあります。
ただ、肩こり対処においては、マッサージはあくまで対処療法になりやすく、根本的要因は肩～首にかかるストレス蓄積のため、そのストレス蓄積を改善することが、本来は大切になります。
ちなみに…畑はマッサージには行きません。
マッサージを知るために、マッサージを受けにいったことはありますが、マッサージを通常は必要としていません。
なぜなら、トレーニングとストレッチを併用しているため、肉体的にも精神的にもバランス良い状態が通常なんです。このI様のようにどこかに局所にストレスがかかるということはないということです。
肩こりや腰痛の根本的要因は、その局所だけでないことがほとんどです。不良姿勢の力学的影響からくる部分だったり、隣接する関節の動きが悪くなっていることが、主な要因であったりします。
要約すると、肩こりに対してのマッサージは、その時は楽になるけれど、再発することがほとんどであり、根本的改善には、トレーニングが必ず必要になります。
くびれ美人代表 畑紀寿
