プレイグゾースト法とは、【目的とする筋肉を事前に疲労させておく】トレーニング方法です。別名、予備疲労法とも呼びます。
例えば、腕(上腕三頭筋)の筋力が弱くて、腕立て伏せをおこなっても胸(大胸筋)の筋肉をうまく使う感覚がない場合、まずは胸の選択的エクササイズ(単関節運動、腕の関与を小さくして胸だけの筋肉をターゲットにするもの)であるダンベルフライをおこない、その後で腕立て伏せをおこなうことで、疲れている胸の筋肉を意識しやすく鍛えることができるというものです。
プレイグゾースト法の基本としては、【単関節運動→多関節運動】ですが、トレーニング歴が長くない方の場合、【鍛えたい筋肉に効かせやすいエクササイズ種目→効かせにくい種目】を意識するとよいでしょう。言い換えれば、【鍛えたい筋肉を効かせやすい得意な種目→苦手な種目】とも言えますね。
プレイグゾースト法の負荷設定においては、【軽い重量しか扱えないエクササイズ→重い重量を扱えるエクササイズ】を目安にしてください。
例えば、太もも前側をシェイプアップしたい場合、【レッグエクステンション→スクワット】が挙げられます。背中であれば、【プルオーバー→ダンベルロウ】、二の腕であれば、【キックバック→ディップス】などがあります。
この方法は、ボディビルダーがよく使っていますが、一般的なボディメイクをしたい女性にもオススメですので、是非取り入れてみてくださいね。
くびれ美人代表 畑紀寿