ベンチプレスと腕立て伏せの違い

ベンチプレス(またはダンベルプレス)と腕立て伏せの違いについて、今日は書いていきます。

まず、両方とも胸を主に鍛えることができ、肩(主に前部繊維)と腕の筋肉を大きく刺激できます。
腕立て伏せは、体重の約3分の2が、この胸や肩などの上半身にかかるとされていますが、ベンチプレスがそれ以上(体重の3分の2以上)の重さで10回正しいフォームでできるのにも関わらず、腕立て伏せのフォームが崩れてしまっている方がいます。(意外に多いんですよね)

それはなぜか?
腕立て伏せは、ベンチプレス以上に腹筋群を大きく活性化させないと姿勢を保持できないからです。

胸の筋肉がしっかりついていても、腹筋が弱ければ腕立て伏せ時では腰が床方向へ下がってしまって、フォームをきちんととれなくなるんです。
しかし、ベンチプレスやダンベルプレスでは、基本的に仰向けになり、背中がマットに接している状態ですので、腕立て伏せのように体幹を保持する能力の必要性は低くなります。

腕立て伏せは、ベンチプレスやダンベルプレスと比較すると、肩関節の可動域が小さくなりがちですが、そのデメリットはダンベル(プッシュアップバーもオススメ)を使って腕立て伏せをしたり、スライドボードやタオルを使うことで可動域を上げることができます。負荷はリュックなどを背負うと高くできます。

要約すると、腕立て伏せはベンチプレスよりも腹筋群の活動を大きくし、ツールを用いることで可動域を上げることができ、トータルで見るとベンチプレスよりもメリットを与えることができます。

くびれ美人代表 畑紀寿

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