「畑さんはマシン使いますか？」とのご質問を受けましたので、今日はそのことについて書いていきます。
結論としては、畑はあまり使いません。
ほとんどのトレーニングが、自体重及びフリーウエイトです。畑の筋トレの目的は、〈美しく動けるカラダ〉です。
マシンは軌道が安定しているのに加えて、姿勢やフォームを保つ体幹の筋肉をそんなに使わなくてもできてしまいます。重たい負荷でも比較的簡単にできてしまうわけです。
自体重やフリーウエイトでは、姿勢を安定させる筋肉をしっかり働かせつつ、目的とする筋肉を鍛える必要があったり、全身を協調させるトレーニングができます。レッグプレスマシンでは、股関節と膝、足首は協調しているものの、体幹との協調性は低くなります。
それでも強いて使うマシンがあります。それは、ラットマシン、レッグエクステンションとレッグカールです。
通常私は背中は懸垂、ダンベルロウ、ベントオーバー系をおこないますが、懸垂でオールアウトした後にラットマシンで追い込むのはとても効きます。さらにレッグエクステンションとカールはスクワットやランジとは少し異なる部位を刺激できるため、選択的に太ももを働かせたい場合には役立ちます。
ただ、筋トレ初心者でパーソナルトレーニングを受けられない場合には、マシンは有効です。体幹力が比較的弱くても、フリーウエイトでフォームが難しくても、マシンならばある程度目的とする筋肉が動いてきます。
私のオススメは、筋トレ初心者では運動歴や習慣にもよりますが、数週間はマシンを主に、マシンに慣れてきたら自体重やフリーウエイトに移行することをオススメします。
くびれ美人代表 畑紀寿
