上体起こし腹筋は猫背を誘発させる?

昨日の神田駅のホテルは値段がリーズナブルなのに部屋が広くて快適でした。青山店出社前のカフェでこのブログを書いている畑です。

本日のブログは、シックスパックを目的にすることが多い、【上体起こし腹筋】についてです。
有名な腹筋エクササイズである、仰向けになってカラダを起こす上体起こし腹筋をおこなったことはありますか?

この上体起こし腹筋は、腹筋群の中でも一番表層にある、腹直筋を鍛えることができます。この腹直筋、胸骨から恥骨にほぼ真っ直ぐに走っていて、基本的に働くと、この部分が短くなります。すなわち、猫背のように上体を丸めるような作用です。

上体起こし腹筋エクササイズで大切なことは、【腹斜筋の活動が低い】ということです。筋電図測定によると、上体起こし腹筋では、外腹斜筋&内腹斜筋の活動が10%前後という測定値が出ているのです。
腹斜筋は、くびれを作るボディメイク作用、外腹斜筋の外側繊維は胸椎を伸ばして姿勢改善効果があるのですが、相対的に、上体起こしのおこない過ぎは、腹筋群の中のバランスが悪くなって、猫背姿勢になってしまう可能性があります。

では、どうしたらよいのか?
上体起こし腹筋はしないほうがよいのか?

答えとしては、上体起こし腹筋に偏るのではなく、必ず腹斜筋、腹横筋といったほかの腹筋群のエクササイズを入れておくこと、そして上体起こし腹筋だけではなく、それらの腹筋群を協調よくバランスよく鍛えられる腹筋エクササイズを取り入れること、もう1つはシックスパックに見える腹直筋を鍛えたい場合には、上体起こしのような筋肉を縮める動きばかりでなく、背骨や腕や足を動かして筋肉を伸ばしながら鍛えていくエクササイズも入れるとよいです。

では、本日も素敵な1日をお過ごしくださいませ。

くびれ美人代表 畑紀寿退社

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