上半身のトレーニングの代償動作

上半身トレーニングの間違ったフォームとして、〈肩をすくめてしまう〉代償動作が見受けられます。

例えば、腕立て伏せやダンベルロウイング、ショルダープレスなどの大きな複数の筋肉を鍛えるエクササイズで見受けられます。

この肩をすくめる筋肉は、主に僧帽筋上部と肩甲挙筋です。

↑僧帽筋上部は、頭と鎖骨、肩甲骨、背骨を繋ぐ筋肉です。


↑肩甲挙筋は、首と肩甲骨につく筋肉です。

特にダンベルロウイング、ラットプルマシンなどの背中のエクササイズ時に、無意識に肩がすくんでいるケースが多いです。
理由としては、胸椎が丸まり肩甲骨の動きが制限されていることがよく見受けられますので、エクササイズ時に姿勢が丸まっていないかを鏡やスマホなどで確認することをオススメします。

腕立て伏せ、ショルダープレスなどの胸、肩のトレーニング時では、きつくなる回数後半で、この肩すくめの代償動作が入りやすいですね。
ただ、これは本人も気付きやすいので、比較的直すのは簡単でしょう。

目的とする筋肉にきちんと効いているか?効いていない場合には、肩がすくんでいるのでは?という疑問を持ってみてください。

くびれ美人代表 畑紀寿

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