私は、体重と体脂肪率をあまり気にしていません。
なぜなら、適正体重、体脂肪率が低い、標準であるということと、ボディシルエットはイコールではないからです。
例えば、私の身長は182cmです。体重は76～77kg、体脂肪率は8～9％です。
サッカー元日本代表の本田圭佑選手と私は、この身長と体重、体脂肪率が私と全く同じですが、明らかに筋肉のつき方、シルエットは異なります。本田選手は、私よりも下半身、特に太ももとふくらはぎが筋肉で太いですが、私は上半身とヒップ筋が本田選手よりも発達しています。
体重と体脂肪率だけを目標にしてしまうと、本田選手も私も同じです。(笑)
でも、多くの方々は、本当はシルエットを変えたいと思っています。
体重は、筋肉と体脂肪の中身を考慮しておらず、体脂肪率は体脂肪の比率です。
どの部位にどのくらい筋肉がついているのかは、体脂肪率では分からず、シルエットを変えたい場合、部位別筋肉量も考慮しなければなりません。
私自身、インボディ測定を定期的におこないますが、その時にチェックするのは、部位別筋肉量です。
見た目のシルエットを写真と動画で撮影し、そのシルエットと私が感じる筋肉量を照らし合わせています。
例えば、右腕が左腕よりも細いなと感じたら、筋肉量はどうなのかを測定することで、予想が確信に変わります。
ボディメイクにおいては、測定よりも自分のシルエットを細かく確認、分析することが大切です。
それは、鏡だけでなく、写真と動画で確認し、なりたい自分との差を細かく分析し、改善することで、シルエットを変える一番の近道となります。
体重と体脂肪率だけでは、シルエットを細かく把握できないのです。本田選手と私のように…。
くびれ美人代表 畑紀寿
