スクワットやプランクなどのトレーニングは、腹筋背筋や足などの筋肉を鍛えることができ、複数の関節を協調的に働かせることもできる優れたトレーニングです。
ただ、背骨を固定させる(安定させる)ために、胸郭(胸椎、胸骨、肋骨の総称)が腰椎と比較して相対的に硬くなりやすいという弱点もあります。
スクワットやプランクなどの背骨の固定をする場合には、腰部は固定して胸郭の可動域を上げるように工夫する、またはトレーニング後に、胸郭の柔軟性を上げる別のプログラムを入れることをオススメします。
具体的には、スクワットであればボトムポジションで胸郭を回旋させたり、プランクであれば、腰部を固定して胸椎を伸展回旋させるなどですね。
私はスクワット時には高重量でおこなう場合と、低重量の日で分けています。
高重量の場合には、最終セットが終わった後に胸郭ローテーションをランジ姿勢でおこなうことが多く、低重量の日にはファンクショナルトレーニングで、胸郭ローテーションをミックスしたスクワットを取り入れています。
動けるカラダ作りにはとても大切なことになりますので、是非意識しておいてください。
くびれ美人代表 畑紀寿
