ダイエットのために朝食をカット、とらない方がいます。
私がなぜですか？と聞くと、「摂取カロリーを抑えたいから。」とお答えされる方が多いです。そこで私はなぜ朝食なのですか？ほかの食事ではダメなのですか？と聞きますが、その回答は朝はおなかが空いていないなど、抜きやすいからという理由です。
ダイエットは、このブログでも度々書いていますが、摂取カロリーと消費カロリーバランスの差、GI値によって決まってきます。
結論から申しますと、ダイエットのために朝食カットはNGです。
理由は、まずは自律神経系が整いにくいことです。朝食を取ることで、副交感神経から交感神経へのスイッチの切り替わりが起こり、日常での消費カロリーが増す要因となります。
そして、朝食を摂取することで、体温が早い時間帯から上がりやすく、体温が上がることで代謝も向上し、消費カロリーを増やすことができます。
そして…最大の理由(上の2つはほかのことで代用できます)としては、朝食を抜くと、夜の食事からの時間が空いてしまいやすく、血中アミノ酸濃度が低くなり、筋肉を分解してエネルギーを生み出す〈糖新生〉というサイクルが起きます。
筋肉が分解されると、代謝が落ちやすく、消費カロリーを稼ぎにくいカラダとなるんです。
私自身は、食事を抜くこと自体を推奨していませんが、どうしても抜いて摂取カロリーを抑制したいならば、昼ご飯ですね。
夜、寝ている時間帯は、副交感神経が優位、成長ホルモンが高い状態で、脳はもちろん筋肉も回復に向かうため、その時にたんぱく質やビタミンを必要とします。
昼ご飯も抜いてしまうと、GI値の急激な上下は起こり太りやすくはなるため…強いて言えばという感じですね。
実際に私の30000時間以上のトレーニング指導経験から、私の指導をきちんと遂行されている方では、筋肉がついてうまくダイエットできていますよ。
リバウンドしない、ゼロリバウンドダイエットです。
ご参考になれれば、嬉しいです。
くびれ美人代表 畑紀寿
