女性のボディメイクと自体重トレーニング

多くの女性のボディメイク目標は、筋肉を大きくしたいというのではなく、〈メリハリある引き締まったカラダ〉です。

ボディビルダーやフィジーク選手のような広い肩幅や太い太ももを欲するわけではなく、さらにマラソン選手のようなカリカリの細い(失礼な書き方と感じる方には申し訳ないです)シルエットでもないというお声を耳にしています。

ヒップやバストなど、出るところは比較的出ていて、ウエストは体脂肪が少なく引き締まっているというシルエットが理想という感じですね。

分かりやすい例としては、バレエダンサーに少し体脂肪がついたイメージですかね。

そのようなカラダを作るためには、カラダの歪みを整え、〈体幹インナー〉を鍛えること、ヒップなどボリュームがほしいところには、ある程度の負荷をかけていくことが大切になります。

多くの筋トレ男性がおこなうような、ベンチプレスや太ももが床と平行になるようなスクワットをたくさんのセットおこなうことを私はオススメしません。


↑基本的には、このようなご自身の体重を利用したトレーニングで、インナーマッスルを鍛えていくことが第一段階として必要と思っています。
インナーマッスルを鍛えることで、バレエダンサーのようなカラダの軸ができ、しなやかなカラダの土台ができます。

その状態で、ボリュームがほしいヒップには、ダンベルやバランスボールなどのツールを使い、負荷をピンポイントでかけていくことをオススメします。



↑ピンポイントで負荷をかけることで、太ももの筋肉太りをこのように小さくして、ヒップを引き上げることができてきます。

スクワットなども太ももが床と水平になるようなマニュアル的なものでは、女性においても太もも周りが太くなってしまう可能性が高いんです。

バスト周りにおいては、ベンチプレスよりもストレッチポール上でのダンベルでのエクササイズの方が、女性のボディメイク、シルエットメイクにおいては、美しくなります。

そして、産後では特に、インナーユニットという骨盤から腹部のインナーマッスルが弱くなりやすいため、産後女性ではさらにインナーマッスルトレーニングが重要となります。(インナーユニットが弱くなると、ぽっこりおなかやヒップダウン、腰痛になりやすい)

要約すると、女性のボディメイクは男性とは異なり、自体重トレーニングの比率が高くなるということです。

ご参考になれれば、嬉しく思います。

くびれ美人代表 畑紀寿

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