「足痩せしたい!」というご要望は、圧倒的に女性に多いですが、その根本的要因は足にない傾向が高いです。
足が太くなっている結果が、体脂肪で太くなっているのではなく、筋肉がついて筋肥大して太くなっているんです。
なぜでは、筋肉が足につきやすいのか?
その要因は、股関節から上の体幹、腕も含めた上半身の筋肉がついていなく、本来上半身で重力に対抗するべき負荷を足で支えてしまっているということが挙げられます。
女性は男性と比較すると、相対的に上半身の筋力が弱く、特にこの部分の筋力トレーニングを入れていく必要があります。
体幹インナーマッスル(特に腹圧をコントロールするインナーユニット)、骨盤から上を支える股関節周りの筋肉、そして大きな筋力を発揮する胸や背中のアウターマッスルをバランスよく鍛えていくことで、足痩せしやすい状態になります。
そのほか、歩くなどの日常生活で欠かせない動きのカラダの使い方を改善することで、さらに足痩せしていきます。足に頼ったカラダの使い方は改善すべきです。
足が筋肉で太くなってしまっているので、足の筋トレは太ももとふくらはぎの筋バランスを整えるトレーニングのみで、基本的には〈バランスよい上半身のトレーニング〉と〈カラダの使い方〉が大前提となります。
バランスよくトレーニングするために使い過ぎている部分を抑制するストレッチやマッサージ、弱くなり過ぎて刺激が入りにくい部分の選択的トレーニングは、この2つをきちんとするために必要になることがあります。
ご参考になれれば嬉しいです。
くびれ美人代表 畑紀寿