弱まりやすい筋肉って決まってる?

「体重は減ったのに足だけ太い…」ということはないですか?
ダイエットとボディメイクは違います。

これまで30000時間以上のパーソナルトレーニング指導をおこなってきて、お客様のカラダ、筋肉の付け方、筋力、柔軟性、バランスの取り方において、ある程度偏りがあることがわかりました。そして、その偏りは、ボディメイクに大きなデメリットをうむことがあります。

今日はその中の1つ〈筋肉間のバランス〉のついて書いていきます。そしてそのバランスが、どのようにボディメイクに関わるのかも述べます。

高い確率で、〈強い筋肉のすぐ近くに弱い筋肉が存在します〉

【強い筋肉と弱い筋肉】

人間の筋肉には、1つの関節運動において、複数の筋肉を動員できます。その複数の筋肉の中で、バランスが変化し、強い筋肉は動員されやすくどんどん強化されて、弱い筋肉は動員しにくくなりどんどん弱化するという悪い循環に陥りやすくなるのです。

例えば、階段を上がるという動作を考えると、足を上げる動作には、太もも前側の大腿四頭筋(4つありこの中でのバランスも実は大切ですが専門的になるので割愛します)、太もも外側の大腿筋膜張筋、内ももの長内転筋などの内転筋群、腹部深部に存在する腸腰筋があります。この中で、使いやすい筋肉とそうでない筋肉が出てくるということです。

高い確率で、太もも前側の大腿四頭筋の中の大腿直筋と外側広筋、そして太もも外側の大腿筋膜張筋が強く硬くなりやすく、腹部深部の腸腰筋が弱く、筋肉も伸びていることが多いです。(ストレッチのテストでは、腸腰筋と大腿筋膜張筋のストレッチ角度が似ているため注意が必要です)

腸腰筋を普段の階段登りなどで使いにくくなっているということです。
腸腰筋の動員が難しくなり、太もも前側や外側の筋肉がどんどんついてきます。
ここまでくると、勘のいい人は閃くかもですね。
そう!〈太ももの筋肉太りと関与している〉ということです。
普段の生活で太ももが太くなるカラダの使い方をしている可能性が高いんです。足痩せしたい場合、使いにくくなっている腸腰筋を選択的に動きやすいポジションで強化して目覚めさせて、階段登りで使えるようにすることが大切なポイントになります。

具体的例

腸腰筋以外にどのような筋肉が弱くなりやすいのかを書いていきます。
⭕中殿筋(ヒップ横)
⭕僧帽筋下部繊維(背中真ん中)
⭕外腹斜筋外側繊維(わき腹真横)
⭕腹横筋(おなかの深部)
⭕大殿筋(お尻)
これらが使いにくくなって、弱化していることが多いです。
ほかに、広背筋(背中)、腓腹筋(ふくらはぎ上の部分)も弱くなっていることがありますね。

皆様、これらの部位に筋肉痛きたことありますか?

ボディメイクは、体重を減らすだけでは難しいことがあります。
「体重は減ったのに、足だけ太い…」というようなことはないですか?
そのような場合には、この筋肉のバランス不良が原因であることもありますよ。

くびれ美人代表 畑紀寿

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