普段使いにくい筋肉を使ってアンチエイジング

骨盤から腹部を跨ぐインナーマッスル集合体はもちろんですが、スポーツ医学的にアンチエイジングには、股関節と肩甲骨を使うことが大切と言われています。

股関節において、筋肉としては特に大腰筋、そしてヒップ筋(インナーマッスル外旋6筋、表層の大殿筋、中殿筋すべて弱まりやすい)の機能向上がとても大切になります。

これらを鍛えることで、股関節から上が安定し、姿勢がよくなりやすいです。股関節の上に骨盤があり、骨盤(仙骨)の上に背骨が配列されているため、股関節で骨盤から上をコントロールする必要性があります。

今回は、大腰筋とヒップ筋を鍛えて股関節の機能向上、さらには背骨と肩甲骨の筋肉とも協調できるアンチエイジングエクササイズをご紹介します。


↑まずはお臍のやや下を腰方向へ引き込み、頭頂部が天井から吊り上げられる感覚を持った後、このように両腕を斜めに上げて片足を上げます。

たち足膝が曲がったり、骨盤、背骨が丸まりやすいため、下腹部の引き込みと両腕を耳に添うように斜めに上げることを意識してください。

この姿勢が開始姿勢となります。


↑開始姿勢から、両足の股関節付け根(両足の意識が難しい時には、上げた側だけでもよいですよ)の筋肉を使う感覚を持ちながら、このように上げた側の足を前から見て太ももが見えなくなるくらいまで、真っ直ぐに引き上げていきます。


↑両足とも、この赤い部分を意識しながら、片側10回上下動作をおこなってください。可動域は小さい方が、太ももの筋肉の代償を抑制できるため、大きな可動域を使う感覚は持たず、約10cmくらい動かす感覚を持つとよいでしょう。


↑上げ下げ動作で、股関節付け根の筋肉を使う感覚が分かれば、この赤い部分のたち足ヒップ筋を収縮、硬くした状態でできるようにおこなってください。

ヒップが硬くなっているか、手で確認してみましょう。

足の上下動作中、たち足膝が曲がったり、骨盤が後傾して重心が下がりやすため、下腹を引っ込め、重心を高く維持したままで、10回反復できるように頑張ってみてくださいね。

くびれ美人代表 畑紀寿

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